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産後のカラダと注意点

こんにちは!ご訪問いただきありがとうございます♪

ママパーソナルトレーナーのMaiです★☆

 

前回【産後ピラティスのすすめ】で産後に行うことでのメリットなどをお話しました!

今回は産後のカラダの状態や時期による注意点などをお話していきます

 

産後は交通事後並のダメージ!?

大変だった分娩を終え、ゆっくり休みたい〜と思ってもゆっくりなんて出来ないのが産後。

病院によっても違うと思いますが、私は術後2時間ほど立った18時ごろ

「初乳をあげましょう!」と助産師さんがリカバリー室にいる私の元へ

コットに乗った息子を連れてきてくれました。

点滴されているため抱っこもしづらい状況ですが、

もう育児は始まっているのですよ!!

 

帝王切開ではくても会陰を切開、ないしは裂傷していて痛みがあったり

全身で力んでめいいっぱいいきんで出産するので、全身筋肉痛になった

なんて話よく聞きますよね。

 

産後のカラダは会陰や産道に細かい傷が残り、子宮は大きなった状態から元の大きさに戻ろうとする働きが生じます(子宮復古)

その時に後陣痛と呼ばれる痛みがあります。

そして子宮内では胎盤が剥がれた傷もあり、悪露の分泌が続きます。

骨盤には自動車がぶつかったような衝撃がある、と言われ

産後は歩くのも大変だと感じるほどガタガタで安定感がなくなります。

 

また産後はとてもむくみやすく、赤ちゃん出て羊水なくなって、胎盤出たのに全然体重が減ってない・・・

というのは、きっと出産あるあるだと思います。

私自身立ち上がることも歩くことも辛いと思うほど、脚がむくみました。

入院前に履いてきた靴が全く入らず困ったのも思い出です。

 

上記のこともあるので産後直後はできるだけベットの上で過ごし、

時間ができれば寝て回復に務めることがとても大切です。

 

 

産褥期

出産から6〜8週間程度の期間を産褥期と呼びます。

前述した通り産後の体はかなりダメージを負っている状態

できるだけ赤ちゃんのお世話以外はなにもせず、カラダを休めることが大切です

ホルモンバランスが一気に変わり乱れやすい状態なうえ、子宮復古も6〜8週間かかると言われおり

悪露も続く状態では思うようにカラダが動かなくて当たり前です。

不慣れな赤ちゃんとの生活、睡眠時間もしっかり取れないなかでの生活なので

最低限のことで十分!

まずは「十分な休息」「カラダに向き合う時間」がとても大切です。

特にこの時期は骨盤がねじれやすので、たくさん歩くことや階段の上り下りは控えた方が良いです。

 

回復・調整期(1ヶ月検診〜産後3ヶ月程度)

産後1ヶ月前後で赤ちゃんとママの検診があると思います!

ここでカラダの回復がどうか先生に診てもらいますね

悪露の状況はどうか、子宮の戻りはどうか、などエコーで確認します。

ここで母体に問題がなければ湯船に浸かってもいいよ!

簡単な運動から始めていいよ!と医師からの許可が出ることが多いです

 

しかし!カラダが本調子に戻ったはわけではありません。

「リラキシン」というホルモンの影響で関節靭帯が緩んだ状態で、手首や骨盤周辺が痛むことが多いと思います

また恥骨痛が起こる方もいるでしょう

赤ちゃんと2人きりの時間が長くなり、ココロのバランスも崩れやすくなる時期です

一緒に外出ができるようになったら、気分転換にお散歩をしてみるのもいいかも知れませんね。

紫外線を浴びることはビタミンD生成にとても大切です

また陽の光を浴びるとセロトニンという別名「幸せホルモン」も分泌されるので

自律神経も整いやすくなります♪

 

 

ボディメイク期(産後4ヶ月〜)

産後4ヶ月くらいになると、赤ちゃんとの生活にもだんだん慣れてきて

ご自身なりの生活リズムもできる頃かなと思います!

赤ちゃんにも表情が出てきて、早い子だと寝返りをしたりカラダの発達も見えて成長を感じ、

子育て独特の喜びも日々感じられるでしょう

しかしママのカラダはだんだん産後のマイナートラブルに見舞われているかも知れません。

この頃よく聞かれるトラブルは

・腰痛、肩こり、慢性疲労

・抜け毛

・肌荒れ

・腱鞘炎

 

腰痛や肩こりは育児姿勢によるものが大きいです。

授乳、オムツ替え、抱っこなど猫背になりやすく背面全体が張りやすくなります

またたくさん抱っこをすることで手首が痛くなる場合も。

ホルモンの影響で関節がゆるい状態なので、病院に受診したろ手首のサポーターをしたり

ケアをしたほうが楽になると思いますよ

 

抜け毛や肌荒れはエストロゲン(女性ホルモン)の減少が主な理由で、だんだん落ち着いていきます

しかしかなりごっそり抜けていく状況を目の当たりにすると、かなりびっくりしますよね・・・!

 

このころになるとカラダが順調も回復している場合が多いので、徐々に運動習慣をつけていくことが大切です

運動をすると血流もよくなり硬くなりやすい背面もほぐれやすくなります!

また背骨をたくさん動かすことで自律神経も整いやすく、カラダとココロが安定してきます!

赤ちゃん中心だった生活の中に、自分のカラダと向き合い自分のために使う時間を過ごす

ココロに対する健康も守って行きたいですね

 

 

産後の回復は十人十色

前述では目安期間、時期をご紹介しました。

しかし妊娠期間も分娩も産後の回復も

十人十色、みんな違います

 

早く動き始めないと、と焦る気持ちもあると思いますが

カラダが回復しないまま動いてしまうのはとても危険です

医師から必ず許可をもらい、気持ちの面でも「運動したいな」と思うまでは

無理にやらなくていいです

 

私自身産後しっかり運動を始められたのは、5ヶ月以上経ってからでした

1回目の緊急事態宣言を挟んでいたとしても、動けるまでカラダもココロも回復したのはこの時期だったな

と今振り返っても思います。

 

産後こちらを読んでくれているみなさんも、

無理せずご自身のペースで産後のエクササイズは行ってくださいね!

 

 

今回も長くなってしまいましたが

最後までお読みいただきありがとうございます!