【女性のリアル】生理とホルモンバランス
ご訪問いただきありがとうございます!
ママパーソナルトレーナーのMaiです★☆
女性のみなさん
毎月「生理」ってしっかり来てますか?
来たり来なかったり、
来たと思ったらすぐ終わったり、
逆に長く出血が続いてしまったり、
何かしらのトラブルを抱えているという方も多いのではないでしょうか。
最近「生理」について少し話しやすくなってきた印象もありますが、
まだまだ女性それぞれの中にタブー感も強く残っているのも事実。
この女性特有の「生理」という現象。
ホルモンの働きと密接に関係しています。
今日は生理に関連して、体に与える影響や役割をお話していきます!
●生理の周期について
28日〜35日程度の周期で、3日〜5日前後の期間で生理がくる
上記に当てはまっている方は正常に生理が来ている、ということになります。
ですが、大きくこの周期・期間から外れているから大問題!というわけではなく、
”カラダからのサイン”だと思ってもらえればいいなと思います。
もしかしたら病気が隠れているかもしれない、
家事育児仕事など身体が疲れすぎているのかもしれない、
このようなサインを見逃さないでご自身を労ってあげられるといいですね!
そして正常に生理が機能している、ということは
ホルモンがちゃんと分泌されて、身体が健康な証拠でもありますよ♪
●エストロゲンとプロゲステロン
なにかの暗号のようなこの2つ・・・笑
女性ホルモンの一種です!
特にこの2つは影響が大きいと感じるので、お話します♪
エストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれ、排卵前に多く分泌されるホルモンです。
女性らしい丸みのあるカラダを作ったり、肌を美しくしてくる作用のあります!
エストロゲンには代謝UPや精神状態の安定化をはかってくれる効果もありので、
女性にとって一番過ごしやすい期間とも言えますね^^
排卵以降はプロゲステロンの分泌が多くなります。
このプロぜステロンは黄体ホルモンと呼ばれ、
基礎体温を上げ受精卵が着床しやすいように子宮内膜を安定させる役割を持つなど、
妊娠のための準備を担うホルモンとも言えます!
そして妊娠が成立しなかった場合はプロゲステロンの分泌量も減っていきます。
エストロゲン、プロゲステロンの分泌量が下がりきると次の生理が始まるのです。
この2つのホルモンに共通しているのが「水分貯留作用」です
特に排卵以降は妊娠を維持しやすい状態にカラダを整えようとして、水分や栄養をカラダに蓄えようとします。
よって太りやすかったり、むくみやすい時期と言われるのです。
また生理前に便秘になりやすい方もいらっしゃると思いますが、
これもむくみが影響しています。
内蔵、例えば大腸の壁などもむくんでしまうことで
働きが鈍くなり便秘が起こりやすくなります。
●ストレスで生理が止まる?
ホルモンの分泌の指示を出しているのは、脳の視床下部です。
この視床下部から出る「ゴナドトロピン放出ホルモン」が下垂体を刺激し、下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンが出て、卵巣を刺激します。
※ちなみに排卵検査薬ではこの黄体形成ホルモン(LH)の数値を検出して陽性、陰性を感知しています
そしてその結果エストロゲンが多くなり排卵が起こり、排卵が終わった頃からプロゲステロンが多くなる、という正常なホルモン分泌のリズムが刻まれ、
この情報が脳へとフィードバックされます。
しかしストレスや過度なダイエット、睡眠不足など心身に負担がかかってくると、
脳は「子孫を残している場合じゃなさそうだ!まずこの生命を守るのが優先!」
と判断し卵胞を育てる女性ホルモンの分泌をお休みしてしまいます。
すると卵巣が機能しなくなるので、生理が止まってしまうのです。
ストレスやダイエットで生理が止まってしまうのはこれが理由です。
難しいことではありますが、ストレスを溜めすぎず、
心身ともに健康でいることが正常な生理を起こす1つの要因ですね。
このことは女性だけでなく、男性にも知って欲しいなと思います。
特に生理前はホルモンの影響で心身ともに不調が起こりやすい時期。
無理をせず、まったり過ごすことも大切です。
自分のココロとカラダに素直に生きられる女性が多くなることを願うばかりです🙏
今回も長くなってしまいました^^;
最後までお読みいただき、ありがとうございました!